弊社の開発プロセスの紹介(1) Redmineで使っているプラグイン編
最近AnovaをAmazon.comから輸入して肉充を楽しんでいるかずぴょん(id:kazupyong)です。
麦芽系エンジニアに2連続で記事を取られてしまったので iOSの話ではなく弊社での開発プロセスの話をしようと思います。
皆様Redmine使っていますか?
僕は大好きです。
弊社ではRedmineでチケットドリブン+Gitlab+Slackという手法で開発を進めております。 会議以外の工数を使うことは全部チケット化して工数をつけるようにしています。
そうすることにより、 仕事内容の見える化や、実際に対応した内容(サーバーならコマンドや結果など)を 知識としてナレッジ化+共有することを目的としています。
まず初回としては弊社で使っているプラグイン一覧を紹介したいと思います。
インストール済みのプラグイン一覧
Clipboard image paste
- クリップボードから画像をアップロード出来る
- 言葉で説明されるよりも画像のほうがわかりやすい
- 画面デザイン崩れなどをチケットに貼るときに便利
Easy Gantt plugin
- ガントチャート表示を非常に便利にする
- ガントチャート上でチケットの開始日終了日等をドラッグ可能
- 日、週、月表示など切り替えもできる
Redmine標準のガントチャートはちょっと貧弱で、 開発ロードマップをエクセル管理されそうになったときに見つけた神プラグイン。 有料版を導入するか検討中。
 ※画像はサンプルデータ
Redmine Absolute Dates plugin
- Redmineの日付を☓☓日前ではなく西暦で表示してくれる
好みの問題もあると思いますが、一ヶ月前とか表示されるよりもきちんとした日付のほうが好き。
Redmine Agile plugin (PRO version)
- アジャイルの看板表示するプラグイン
- チケットをドラッグで移動する事も可能
- バージョンのプラニングとかも出来る
- トラッカーやステータスによルール色分けも可能
こちらは399ドルしたけど会社に購入してもらった。 将来的には大きなモニタにアジャイルボードを表示しっぱなしにして残タスクなどを逐一目で確認出来るようにしたい。
Redmine Github Hook plugin
- GitlabでPushするとRedmineサーバーにおいてあるBareレポジトリが更新される
- RedmineのチケットとGitコミットを自動的にチケットに履歴を同期
- fixやdoneなどのキーワードとチケットNo.を一緒にコミットすると自動的にステータスを変更
Redmine Issue Checklist Plugin
- チケットにチェックリストをつけれる
- チェックする度にコメントに自動的に追加+進捗度も更新される
チケットにタスクリストを追加してチケット全体のタスクや進捗を明確にできる。
※ただしタスクリストにするか子チケットとかに分けるかの判断が担当者ごとでまちまちになり全体の統一が難しい。
例えば既存のページをリニューアルする際にチェックリストとして追加しておけば それぞれチェックした時間がコメントとして記録されるのと、 進捗度が連携しているので全体の工数も把握しやすい。
Redmine Issue Templates plugins
- チケットのテンプレート作成機能
- Redmine全体、プロジェクトごと、トラッカーごとと細く設定可能
不具合報告や、アカウントの発行依頼をテンプレート化して必須情報の抜け漏れを防いでいます。
https://bitbucket.org/akiko_pusu/redmine_issue_templatesbitbucket.org
不具合時のスクリーンショットや環境や不具合の再現点順などを書いてもらうことにより、 情報の齟齬や抜け漏れを防いでおります。
Redmine Lightbox 2
- Redmineに貼られた添付画像をLightBox化
- 画像プレビューと方向キーで次の画像へと切り替え
標準のままだと使いづらいのでこれは必須。
Redmine Local Avatars plugin
- 担当者に顔写真を追加するプラグイン
- アバターが見えることにより名前だけよりも誰が作ったチケットかとか分かりやすくなる
Redmine Slack
- Redmineの変更通知をSlackに飛ばすプラグイン
- プロジェクトごとにチェンネルを設定できる
- チームを跨いでの通知は無理っぽい
プロジェクトごとに設定できるので、もしも通知が不要ならSlackで通知をOFFにしたりで運用。
Redmine Work Time plugin
- Redmineのチケット工数を一覧で入力できるプラグイン
この入力工数を集計して1日1回SlackにPOST+GASを使ってスプレッドシートにPOSTして進捗の見える化をしています。
前まではこの倍くらいインストールしてたりしたのですが、 使い方やルールを整理したりRedmineの最新版にアップデートしたのでRedmine本体に取り込まれたり、 他のプラグインを導入したことによりスリム化が図られました。
次回は開発のチケットのワークフロー+開発サイクルについて紹介できればと思います。